秦由佳さんが、メールマガジンで「シンクロニシティ」について
取り上げてました。
秦由佳さんの視点や、言葉のチョイス、センスが大好きで
「シンクロニシティ」の解説もまた素敵なのです!!!
私はもともとむかしから、
点と点がつながる瞬間というのを頼りに生きている感じが強く、
むしろ、独立した点だけで物事を捉えないようにしています。
『脈がある』ということがたまにありますが、
流れがあるない、は点と点がつながっているかいないか、
という感じ。
動物のようだな、と自分で思います(笑)
ほんと、こう見えてあまり考えていないんです。
例えば、何か困ったことや問題と感じることがあったとしても
それは一つの点にすぎず、
何か別の点とつながりを持った時に
問題や困ったことの意味が変わるので
他のこととのつながりは何かないだろうか?と感じてみます。
ひとつひとつの出来事はただ起きているだけですが、
その起きているだけの出来事に意味を見出し、
何かを予想したり、起きていない出来事にまで妄想を広げられるのが人間。
それが良い方向に向かうこともあれば、
自分にとってネガティブな方向に向かうこともある。
少なくとも私たちの気分や機嫌というのは
起きた出来事によってではなく、
点と点のつながりである”線”や、”面”によって
作られているので、
『起きた出来事によって、気分や機嫌、感情が決まるわけではない』
ということですね。
だから、普段からそれを意識しています。
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例えば、紙の上に点が3つしかなかったとしましょう。
その3つの点をつなげて描ける形は決まっています。
四角形は作れません。
しかし、点が4つに増えるとどうでしょう。
点と点をつないで、三角形も描けるし、
四角形も描けます。
点が5つになれば、
三角形も、四角形も、五角形も描けます。
点が増えると、描ける形が増える。
つまり、自由度が増すということです。
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物事を俯瞰してみましょう、とよく言われるのは
俯瞰することによって、見える点の数が増えるからです。
見えている点の数が少ないと、
それによって描ける数もすくない。
点の数を増やす、ということは
”いまここで起きていること”を
より多く、感知する、
ということでもあります。
これは感情も同じ。
”悲しい”とだけ感じているとしても、
感情はひとつじゃない。
もっとたくさんの感情や想いがあるなかで、
”悲しい”にだけフォーカスすると苦しいのですが、
潜在している他の感情や想いにフォーカスをしてみるのです。
すると、
”悲しい”と感じているときでさえ、
”嬉しい”
”さみしい”
”すき”
”たいせつ”
”うらやましい”
”恥ずかしい”
・・・などの、いろいろな感情が同時多発的に
あるということがわかるのです。
ただ、感情にのまれているとき人は、
全エネルギーがその感情へ集中します。
すると、他のことが見えなくなり、
他の点が見えなくなる。
だから、脳内で描くイメージが制限されて
不自由になります。
今ここで起きていることに、よりたくさん気づく。
これは、自分の制限を外すことでもあり
内的な自由度を増す、ということにもつながるのです。
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この話は、シンクロニシティのはなしと深い関係があります。
ひとつの点だけではなく、より多くの点を見出す。
より細かく、たくさんのことが同時に起きている、
ということに気づいてみると、
それぞれが、つながりを持っていることがわかります。
たとえば最近、わたしの身の回りである困ったことがありました。
しかし、その困ったことだけをみると、
「どうしよう」で終わるのですが
他にも起きていること
(たとえば、未来への展望とかやろうとしている他の仕事とか)
をみていくと、
わたしの身に起きている”困ったこと”は、決して問題なのではなく
『ひょっとすると、これとつながりがあったとしたら
起こるべくして起こっていることなんじゃないか?』
と思えてきます。
もちろん、それを100%信じるとかではなく、
自分の感覚的にそう思えると、非常にこころが自由になります。
『困ったことが起きた!!』ではなく
『困ったことが起きたけれど、
それはこう捉えたらこういうつながりが見えるから、
もしかすると、すんごいチャンスなのかもしれない 』
と、思考に広がりがみえるのです。
こういったことを意識していると、
起こる出来事にシンクロニシティの流れが見えてくるんですね。
『こういうつながりがあるならば、
こうすればいいじゃないか!!
なんだ、完璧じゃん!』
と。
巷ではよく、
”起こることにはすべて意味がある”
”すべて、起こるべくして起きている”
と言われますが、わたしはそうだとは思っていません。
起こることはただ起こること。
ただ起きたこと。ただの点。
でも、その点と点のつながりを、自分が発見することができたなら、
ある意味”すべてのことは意味がある”と思えるのです。
だから、
シンクロニシティは、外側の世界で起きているのではなく、
内側の世界でいつだって、起こるものだ。
わたしはそのように、思うのです。
もし、今しんどいなーとか
たいへんだなーとか困っているなーという泥中にいる人は、
自分の見えている点の数を、数えてみてください。
そのうえで、もしかしたら
まだ見えていない点があるのではないか?
今、自分がフォーカスをしていないだけで、
本当は、こういうことも、こういうことも起きているのではないか?
と意識をシフトしてみてくださいね。
あなたの中で、シンクロニシティが発生します。
それは、老若男女、性別年齢関係なく、
誰もがもつ、潜在した”創造の自由”でもあるのです。
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ということで、今日のメルマガはここまで。
あなたにとって何か、良いきっかけとなるタイミングでありますように。
そして、今日のメルマガでもちょこっと話したように、
感情や思考、考え、想い、なんていうのも
同時多発的に存在しています。
「やりたいことがない」
「好きなことがわからない」
「何をやればいいのかわからない」
そんな方も多くいるのですが、
どうも、”ひとつ”にこだわり、
”ひとつ”に決めたがる。
大事なのは”点”ではなく、線や面を作ることなのですから、
それはもったいないことです。
本音や自分の本当の気持ちなんていうのも、
同じように考えてみてくださいね。
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では、今日のメルマガはここまで。
いつも嬉しい感想、ありがとうございます。
今日もお待ちしております。(そのまま返信でとどきます。)
はたゆか
シンクロニシティは、「点」で
「点」と「点」を繋いだときの「線」。
「点」と「点」と「点」を繋いだ時の「面」。
そうそうそう!!そうなのです!!!
それで、この「線」や「面」をどう読み取るかに
その人の個性や魅力があるように僕は感じます。
その点と点を繋いで全体を俯瞰すると
より大きな流れや、展開や、場合によっては
運命としか思えないような繋がりが見えてくる。
それらは、思い込みなのかもしれない。
が、過去を振り返って、自分の身に起きていた
「点」と「点」を繋いでいくと、
どの「点」もいまの自分を構成する要素であったことに
気づきます。
さらに「点」を増やしていくと、これまで気づいていなかった
過去に存在していた出来事の意味が一気に変わることもあります。
あれだけ憎んでいた父親が、実は不器用で気持ちが表現できない人
だっただけで、ずっと愛されていたことに気づくみたいな。
父親の気づかなかった一面に気づくという
「ひとつの点」が視えただけで
過去の「全部の点」が一気にオセロのように
ひっくり返った!という感じですね。
つまり「点」をどう捉えるのか?
それを踏まえて、自分のいま、過去、未来を
どう見るのか?
それは、ひとりひとりの自由意志でどのようにも
描くことができるのです。
それは、老若男女、性別年齢関係なく、
誰もがもつ、潜在した”創造の自由”でもあるのです。
この感覚を、“創造の自由” って表現してしまうところが
由佳さん素敵だなー。
ブログも「これをそう表現するんだ!!」という言葉のチョイスが好きで
読んでいて、気持ちがいい。
おすすめです!
残りあと2日となりました。こちらの「サキ読み」もよろしくー。
★「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」の解説動画、公開しました!
・なぜ「読むだけ」でシンクロが増えるのか!?
・大反響!!紹介動画
★「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」
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6月24日(土) 「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」解説&質問
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「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」が出版されて丁度1ヶ月。
著者である僕が、直接解説をします。さらに本を読んで感じた疑問や「どういうことなの?」といったことに関して全部答えます!