自分の人生がどうなるか分からん。
先行き不透明。
神さま、仏さま、ネ申さま、イムさまっ！！！！
どうなるんですかっっ！！！！
・・と、不安で不安で仕方ときでも
ある意識領域では、ビックリするぐらいに
僕たちは人生で起きていることを「知っている」のです。
ただ、普段はそれが観えていないか
受け取っても信じてなくて流してしまっているだけ。
そして
不安に思えば思うほど
緊張すればするほど、身構えれば身構えるほど
視えなくなる。
安心すればするほど、
リラックスすればするほど、委ねれば委ねるほど
視えてくる。
というのが、意識の仕組みなのです。
僕は、それを１０年ほど前に行っていた
トランス誘導、リラクゼーション誘導を
使ったセッションによって掴みました。
この頃のわてくし↓
クライアントをリラクゼーション誘導していくと
変性意識状態、トランス意識状態という
特殊な意識の状態になります。
これが、凄いのです。
ご本人が普段、自覚できていないことを
どんどん話していくのです。
細かく解説するより、当時のセッション記録が具体的に
イメージしやすいと思うので紹介しますね。
日付は2007年07月10日。丁度10年前にmixiで公開していたものです。
====
いつものようにクライアントをトランス誘導していき
出てきたイメージや感覚を話してもらっています。
今回のクライアントさんでは、過去のある体験がでてきました。
そして、どうやらそれが今回の
人生の「使命」に繋がっていそうだということがみえてきました。
そこで、トランス意識状態のクライアントに
質問を投げかけていきました。
─ それは、あなたの今回の人生の使命やテーマと関係がありますか？
「はい」
─ では、あなたの人生の使命、テーマは何でしょうか？
「人に接するときの態度、人に優しくする。
傷つけてる人を癒す。助けたい。
みんな笑って欲しい。執着しないということです」
─ そのために、何が必要でしょうか？
「自信、実績、勇気、決断、行動、笑顔、優しさ、包容力、
あきらめない。ずっとやる。笑顔でやるということです」
トランス状態のクライアントに質問を投げかけると
かなりの方が、自分の使命や
いまの自分に必要なものが何かをスラスラと話します。
つまり、意識のどこかで知っているということです。
さらに障害となっている思い込みや原因なども
トランス状態のクライアントに
投げかけると出て来ることが多いです。
─ それらを実践し、実現するためにブレーキとなる
不要な信念や思い込みはありますか？
「自信のなさ、人と比べること、自分をさげること、贅肉です」
─ なぜ自信のなさを感じるのでしょう？
「はい。意味がない。関係ない。本当じゃないと考えています。
・・・大丈夫、自信がなくなる。私が決めること」
─ では、贅肉とは何を表しているのでしょう？
あなたにとってどのような意味があるのでしょう？
「醜い。太っている。
太っていると自信がないです。綺麗じゃない。
みっともない。痩せていないのが嫌だ。」
「（昔は）それだけは自信があったのに、
今はそれもなくなったのです。太ってもすぐ痩せました。
痩せてるときはいつもよかった。
自分に自信がありました。だから周りは（自然と）よくなりました。」
─ ではどうすればいいでしょう？
「執着を手放すことです。
でも、手放せません。」
─ それはなぜでしょう？
「もっと太りそうだから」
─ なぜ恐れているのでしょう？何を恐れているのか分かりますか？
「醜い、汚い、やだ、耐えられない」
強い感情を感じます。
どうやら、かなり強烈な痛みを伴う信念があるようです。
過去にどのような体験があったのでしょう？
─ なぜ、そう思うのでしょう？
その思いや、感情、信念と関係のあるできごとはありますか？
「・・小学校の頃の光景が見えます。
小さいとき太った子がいました。
すごく太った子。その子が嫌でした。
汚らしい、乱暴、意地悪、下品。
太っているのにミニスカート履いて、外また歩き。
身体も醜いのに性格まで悪い。ブス、大嫌い」
彼女の中に小学校のできごとが蘇ってきました。
口調は感情的で、かなりリアルに体験を再現しているようです。
どうやら、この小学校の頃の同級生への感情が
「太っている」ということの嫌悪感につながっていたようです。
痛みを感じていたのは、
自分が太ってしまうことへの恐れではなく、
実は自分の中のこの同級生への感情だったのです。
─ その思いや感情を手放すことはできますか？
「手放せません。
・
・
・
中学校の頃、その子がカレーライスを5杯・・
チーズケーキをみんなの分食べている光景が見えます。
・
・
・
！！！
昭和のはじめ、川に落とされました。」
どうやら、場面が切り替わったようです。
これもセッションでよくあるのですが
いわゆる「過去生」のイメージが出てきました。
僕は、それが実際にあったことかどうか事実かどうかは
別にして、トランス意識状態にあるクライアントから
でてくるものは全て必要なインスピレーションで
あると捉えます。
ですので、そのままセッションを進めていきます。
「・・・彼女です！
彼女に落とされました。私は流されています。
わたしは怒っています。彼女はアメをたべてわたしを見ています。
憎しみを感じます。
『自分で勝手に落ちた』と彼女が言っています。
わたしは、泣きながらにらんでいます。
殺したい、許せない、嘘つき、卑怯者、悔しいと
感じています。
腹が立っています。
わたしは、地団駄踏んで悔しがっています。
先生も信じてくれません」
（過去生の）イメージで
いまの人生での同級生がでてきました。
トランス意識状態でイメージが浮かんだということは
いまの人生に影響を与えている可能性があります。
もしかしたら、過去世でもなんでもなく
単なる思い浮かんでいるイメージかもしれません。
しかし、僕はイメージそのものよりも
潜在意識（無意識）が伝えている
インスピレーションが何かということを大切だと
捉えています。
そこで、それを掘り下げていくことにしました。
─ そのときあなたが持ってしまった
想いや感情、信念のうち、今は必要のないものはありますか？
「太っている人はいじわる。性格が悪い。
醜い。絶対太りたくない。
わたしはずっと綺麗でいるという想いです。
でも、手放せないのです。
唯一の自信だから、手放せません」
─ それでは、それに変わる新たな信念があるとしたら、
何でしょうか？
今のあなたから見て、これらの体験からの新たな学びはありますか？
「人は、そのときの状況で人を攻撃するから気にしなくていい。
彼女もかわいそう。
親は子供を愛せなくちゃいけない。
子供は親が全て。親は感情的になっちゃいけない。
親に全部かかっている。
そんな親をつくってはいけない。
こんな親の子供は自分の本当のよさを見つけられなくなる。
いいところだけ褒める。
悪いところを言わなくてもいい。
わたしは、そうなりません。」
─ それは、あなたの今回の人生の使命やテーマと関係がありますか？
「関係があります。
かわいそうな子をなくす。
子供が宝だから守らなきゃいけない。
親の精神的な部分をサポートします。
虐待は絶対に駄目。
苦しんでいるお母さんを、つらい人を助けたい。
わたしもできるから、あなたもできる。
みんな本当にいい人だから。
子供にはいつも笑顔で。
そういう人たちをいっぱい作れたらいいな。
わたしが見本を示します。
わたしができれば、みんなできる。」
「わたしの使命は、
わたしは見本を示して教えて
みんなに幸せになってもらう
ということです」
毎回、感動する場面です。
これまでの体験全てが、いま、さらには
未来へつながっていることが視える瞬間。
「わたしもできるから、あなたもできる」という言葉を
発した時、力強さを感じました。
最後に、彼女の未来も観てもらいました。
「コーチングをしています。
笑っています。
『大丈夫だよ、わたしもそうだったよ』と言っています。
わたしは綺麗です。幸せを感じています。満たされています。
理想どおり。全部かなっています。最高。
2～3年後の未来です。」
─ その未来に向かって今のあなたは順調でしょうか？
「順調に歩み始めています。
コーチングをして色んな人に自分の子たちを幸せにして仕事は頑張っています。
パートナがいます。安心感があります。
ときどき不安定感（どきどき、わくわくということでしょう）があります。
お互いに高めあえる、この人のためなら、何でもできる。」
─ さらに未来を見ることはできますか？
「外国、イタリア、彼といます。
アイスとか食べて笑っています。
旅行に来ています。思ったとおりになったね、と言っています。
全部手に入っています。5年～6年後です。
障害があっても二人でやれば、大丈夫」
─ この未来から何か学んだことはありますか？
「今でいいんだ。今でよくて愛してくれることに
感謝ということです。
・
・
・
赤い車に彼が乗っています。
15～20年先です。幸せ。
家でパーティーをするから車で買い物に行っています。
もうお金がいっぱいあるから、特に何もしていないけど
相談にのっています。
人がいっぱい訪れてきます。
若い人とか、子供の友達とか。若い人でない人もいます。
幸せ、感謝を感じています。
みんなが好き。
たわいもないことから深刻なこともあるけど、
一緒にいるだけで癒されます」
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こんな風に、１０年前にトランス誘導セッションを
沢山やっていました。
その度に、本来はその人は自分の身に起きていることも
これからどうなっていくのかも全部しっている
ということがどんどん分かってきました。
ただ、忘れているだけ。視えなくなっているだけ。
このセッションを繰り返していくうちに
僕がコーチとしてコーチングをするのではなく
コンサルタントとしてコンサルティングをするのではなく
セラピストとしてセラピーをするのではなく
カウンセラーとしてカウンセリングをするのではなく
クライアントのなかにある “ すべてを理解している意識 ” と
その人との対話をサポートする立ち位置で
セッションをするようになりました。
その人のなかにあるのであれば、こちらは引き出すように
サポートするだけ。
全ての人のなかにある「内なるガイド」からの
インスピレーションを受け取って
理解できるようにファシリテーションしていく。
さらには、そこから仕事や日常、人間関係に
落とし込めるように寄り添う。
そして、そこからクライアント本人が自分のなかにある
本当の自分に目覚めて、自らが人生を切り開いていけるように
なっていくことが楽しくて、
どんどんセッションにのめり込んでいきました。
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