10代の頃、 自分に自信を持てずにいました。
男子のなかにいれば、いつも負けている感覚。
運動もできず、喧嘩も弱く、いつもいじめられていました。
女子からも全くモテず、恋愛対象として見られない。
このまま一生恋人ができない人生で終わるかも・・と
ずっと思って育っていきました。
それが今では、なんでそんなことに
真剣に悩んでいたのだろう・・
というぐらいになりました。
それは、“ 男らしさ ”、“ 女らしさ ” の
枠組みから開放されたから。
男だから、力で勝たないと・・
カリスマのようなリーダーシップを発揮しないと・・
パワーで圧倒しないと・・
闘争本能を出さないと・・
と、肩に力を入れて頑張ろうとして
結局できなくて
勝手に自分を見失っていただけでした。
・・そして “ こんな情けない男 ” は
魅力がない、相手にされないと
女性に対して勝手に自分を閉ざして
勝手にコミュニケーションを
ギクシャクさせていただけでした。
全ては、自分の思い込みによる空回り。
・・でも、仮に “ 思い込み ” であったとしても
性というのは自分の根っこだから
そこが拗れてしまうと、全部が絡まっていきます。
そして、根っこだから
“ 失格 ”、“ 失敗 ”、“ 落第 ” といった
烙印を押してしまった場合には
基盤から力を失ってしまいます。
逆に、“ 女らしさ ” や “ 男らしさ ” に
対して拘らなくなれば
どれだけ自分を表現することが
楽になることでしょう。
私たちは、生まれた時から
「 誰かの定義した女 」でもないし
「 誰かの定義した男 」でもありません。
そこに何ができてとか、何が得意でとか
恋愛対象が何かであるかとか
そんなものでわざわざ自分を “ 何者か ” に
しなくてもいいのです。
性に関して、自分はなにかが欠けている。
足りないような気がする。
まともでないと感じている。
・・こんなことは大なり小なり
誰にでもあるものだと思います。
でも、性に関しては
何か大切なものが足りないと
感じてしまった場合には
自分の存在そのものへ罪悪感を感じるほどに
影響が大きいのです。
それは無意識に紐付いている “ 役割 ” に関してもそう。
“ 妻 ” として、“ 夫 ”として、“ 母 ” として、“ 父 ” として
“ 彼女 ” として、“ 彼氏 ” として
“ 家族 ” として、“ 夫婦 ” として・・・
といった枠があればあるほど・・
がんじがらめになればなるほど・・
立派な〇〇になろうとすればするほど・・
どんどん自分を見失っていくことになるのです。
そんな枠組みに自分を
当てはめる必要などないはずです。
恋愛のやり方や形
家族のあり方や役割分担
なにを「やっちゃいけない」
「やっていい」ということでなく
なにが「できない」「できる」
ということでなく
全部全部、自分で好きに決めていいし
デザインしてしまえばいいのです。
“ 自分 ” という枠組みで生きればいいのです。
自分と大切な人が幸せになる。
それをビジョンに置いて
後はひとつひとつそこに向かっていけばいいのです。
それを考える切っかけになった体験があります。
20代のときにLGBTと呼ばれている人が
集まるコミュニティに顔を出していました。
最初は、自分が “ 見失ってしまった性 ” への
手がかりを得ることができると思ったこと。
それから好奇心。
すぐに「 あれ?なんだ普通じゃん 」と思いました。
誰かを好きになる。愛し合うということに
誰かの定義した “ 恋愛の枠組みやルール ” なんて
必要ありません。
当時、雑誌やドラマの影響に染まっていた僕にとっては
世の中一般の恋愛から外れた形だからこそ
純粋に愛し合うというということへ
向き合う結果にもなりました。
それに “ 変な人 ” なんて学校にも、会社にも
どこにでもいるし、個性として見るならば
全員が違うユニークさを持っています。
ただ、そのうちに違和感が大きくなって
それらのコミュニティとは疎遠になっていきました。
“ 自分は普通じゃない ”、“ 自分はまともじゃない ”
というところに拗ねている方。
“ 差別されている被害者 ” という物語に
凝り固まっている方。
対話を積み重ねているうちに
普通じゃないと責めているのは
“ 誰か ” じゃなくて自分じゃないの?
まともじゃないと差別しているのは
“ 誰か ” じゃなくて自分じゃないの?
「幸せになる」ということから
逃げているだけじゃないの?
・・と感じることが増えるようになりました。
話していて気持ちの良さを感じる方も沢山いました。
その場合に共通していたのは、あまりカテゴリーにこだわらない方。
悩んで拗れている方であればあるほど
“ まともな女 ”、“ まともな男 ” に対しての
並々ならぬ執着を感じました。
そして「自分はそこにはいない」孤独感と絶望感に
接していると疲れを感じました。
一緒にいて楽しい方は
『 生きることへの楽しみ 』を
大切にしているように感じました。
そして自分を生きているので
趣味や遊び仕事の話で盛り上がります。
そしてこれらは、形は違えど
どこにでも、見受けられるものです。
それに “ まともな女 ”、“ まともな男 ”
なんて、どこにも存在しないのです。
“ 女とはこうあるべき ” “ 男とはこうあるべき ”
といった枠に囚われていればいるほど
「 余計な悩み 」を生み出すのです。
1秒たりとも悩む必要のないことです。
僕はそんなものに時間やエネルギーを
注ぐぐらいならば、好きな人と一緒にいて
好きなことをすることへ全てを使い果たしたいのです。
そんなどこの誰が決めたか分からない
価値観やルールに自分を当てはめて
窮屈に生きる必要など1ミリもないのです。
LDMで「 女性性・男性性 」というテーマを
扱うようになった理由は
それだけ無意識のなかでの
“ 女らしさ ” や “ 男らしさ ” から来る
影響が大きいからです。
“ まとも ” や “ まっとう ” なんて
求めなくなれば差別や区別もなくなっていく。
僕はそう思います。
ひとりひとりが、より自由に自分を表現できるようになる。
そのきっかけとなれば嬉しいです。
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ここでは『日常への落とし込み』を行うポイントを学ぶことができます。
チャクラを整えるとか、浄化するではありません。
『そもそも、なんで整える必要があるの?』という日常生活での『原因』を取り除いていけるようにしていきます。
本来、チャクラは自然であれば整っているものなのです。
調子悪くさせている根っこを断つ!!というアプローチを学べます!