積み重ねは大きいなー、と改めて感じます。
これは「身体」の分野でね、インスピレーションについては積み重ねとか、時間と関係なく「いきなり結果」が来ることはあります。
9年前にLDMを始めた頃には、理解してくれる人はほとんどいなくてね。
というのが、僕自身がそうだったから。
ひとりになると「この方向であってる!!」「これは、凄い事になる!!」って興奮するんです。
でも、いざ、誰かを前にするとちゃんと伝えられない。
どころか、「欠点」とか「駄目な点」とか「改良した方がいい点」をアドバイスしてくれる。
ただ、当時からセミナーに来た人は目を輝かせてくれて、それが自信のベースでした。
他者から得ている承認なのですっっげええええモロいんだけど、それはいま思うと「身体レベル」でまだ、体感がなさすぎたから。
圧倒的経験不足です。
これは仕方ない。
インスピレーションを受け取った時点では、身体は未体験、脳だって、ほとんど分析できない。
後は、自分の感覚を信じていくしかない。
と言っても、自分の思い込みなのかなあ。単に自分だけが盛り上がっていて、それが見えていないのかなあ。という不安はいつも訪れました。
先日、本日と「シンクロニシティ・マスター養成講座:入門編」をやって、自分のこれまでの経験、つまり「身体の領域」から伝えていることを改めて感じました。
時に、インスピレーションは先すぎて、速すぎて自分にすらなかなか追いつくことはできません。
この9年間は、ただただ自分の感覚への信頼をどこまでできるのか、という積み重ねでした。
同時に、あの頃、沢山人を紹介してくれる人が何人かいました。
自分でセミナーをやると決めて日程を確定すると、途端にブルーになるのね。
ああ・・こんなペラペラの薄い人間の話、なんも説得力ないだろう。
でも、ある人が紹介してくれると一瞬で満席となる。
一度参加したら、リピートしてくれる人も沢山いる。
今振り返ると、あの人たちもインスピレーションで僕を支えてくれたんだなあと感じます。
もしかしたら、あなたのインスピレーションも同じように「先に」来てしまって、まだ心と身体の記憶の蓄積が足りないから、確信も自信も持てない感覚になるかも知れない。
経験は「後から」ちゃんとサポートしてくれるようになります。
LDMでは、インスピレーション具現化に必要な要素として「信頼」「理解」「実践」の3つの要素をあげています。
「先に」来るインスピレーションは、「信頼」するしかない。
その時点で自分なりに「理解」して「実践」を繰り返すしかない。
そうすると、小さく何かが「具現化」します。
その「小さく」が積み重ねていくと大きくて、いつしか大きな何かを「具現化」することへ繋がっていくのです。
こんな風に、サイクルを回していく感じね。
最初は、「ふと」気になったお店にいくとか、「何となく」惹かれた人に会いにいくとかで大丈夫です。
「ふと」「何となく」の毎日の積み重ねが、膨大になったとき、「後から」意味がわかるのです。
ひとつひとつの「ふと」「何となく」は、あまりにも大したことなくて、小さすぎるということが殆どです。
が、小さいだけに、「後から」繋がって来たときのインパクトは滅茶苦茶大きいのです。
だから、「ふとした感覚を大切にしましょう」「何となくで動いてみましょう」ということになるのです。
そうなればなるほど、インスピレーションへの「信頼」は高まり、他人から見たら「ちょっとちょっと!!!もう少し考えようよ!!」「誰かに相談したの!?」と言われるような大きなリスクがあるように見えることでも、素知らぬ顔で平気にやれるようになってしまうのです。