罪悪感のなかでも、一番大きいのは、
自分のルーツに対して感じているものという記事を書きました。
ルーツというのは「生まれながら」というところへ
繋がっていくので、そこに対してもってしまった
罪悪感は根深いものとなっていくことでしょう。
身近で分かりやすいルーツへの罪悪感としては
性やセックスに対するものです。
昔から、僕はこんな疑問をもっていました。
なんで、まんこ、ちんこを
伏字にしないといけないの?
なんで、モザイクをわざわざかけるの?
人前で晒すと汚らわしいものなのか?ということなのです。
僕たち全員が、もれなくちんことまんこの
接触から生まれています。
まんこ、ちんこ、性欲、セックスは
確実に我々のルーツです。
それをどこか隠す、後ろめたいと感じる
蓋をしてしまう・・・
または、必要以上に特別なもの崇高なものに
してしまう・・・
誰もがそこからスタートしているのに
それをストレートに表現できないということは
自分のルーツを自分と切り離す行為だと
僕は捉えています。
それは自分の存在を堂々と見せられない
想いを表現できない、本音を出さないということ
モロモロへ繋がっていくのではないでしょうか?
「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」で
三大欲求を大切にせよと書きました。
「食う」「寝る」「ヤる」ですね。
全部「生命を繋ぐ」ものです。
これを抑えようとしたり、罪悪感を感じるのは
生命の否定、生命を削ぐ行為です。
自分の「食べたい」「寝たい」「ヤリたい」から
逃げる人は、人生全部から逃げていることと
同じであるということです。
そういう人が何を言おうと薄っぺらいし
嘘くさいなと僕は感じます。
自分の「食べたい」「寝たい」「ヤリたい」を
叶えることができないということは、
「根っこの願い」を叶える力がないと
自分に言い聞かせているということ。
それは「どうせ自分は自分の願いを叶えられない」と
どこか諦めることへと繋がっていきます。
「本当の願い」から逃げておいて、
ビジョンや夢なんて見つかるはずもないし
引き寄せられるはずもないのです。
「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」の
第2章でそれについて書いてますので、大公開します。
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食・睡眠・セックスの三大欲求を満たさないと不感症になる
さらに、体の感覚を目覚めさせるには、人間の本能的な欲求、食欲・睡眠欲・性欲をとことん満たす必要があります。
この三大欲求を十分に満たしていないと、まずいことが起こります。
満たし足りない欲求に振りまわされてしまうのです。
人間の性質として、満たされていない欲求に意識を取られ、それを過剰に求めるようになるというからくりがあるからです。
たとえば、糖質制限のダイエットをしていたら、炭水化物や甘いものがやたらと食べたくなるし、睡眠不足だと、昼間眠くて仕方ありません。
「ああ、甘いお菓子が食べたい」「10分でいいから寝たい」と、四六時中頭のどこかで考え、それを求めてしまいます。
そして、満たされていないものに、「快」のセンサーが過剰に反応してしまいます。
本能的欲求をすべて満たしていないと、自分の「欲しいもの」と「欲しくないもの」の判断基準が、わからなくなってしまいます。
「快・不快」のセンサーが狂うのです。
そのため、こんなことが起こります。
・自分が欲しいものや状況が感じられなくなる
・自分本来の感覚ではなく、思考が求めていることが自分の欲しいものだと勘違いするようになる
・食事、睡眠、セックスを自分を傷つける手段にしてしまう(例:過食/拒食、過眠/不眠、セックス依存/セックスレスなど)
それでもがまんしていると事態はさらに悪化し、センサーがあきらめモードに入って、不感症になってしまいます。
「快・不快」がわからない、自分の欲しいもの、好きなものもわからない。もうどうでもいい……。そんな状態です。
これはまずいですよね。
でも、三大欲求を満たし切ると、「自分に本当に必要なもの」と「適量」がわかります。そして、食事、睡眠、セックスすべてが、自分を大切にする行為につながっていきます。
だから、何はさておき、人間としての基本的欲求を満たすことが最優先なのです。
自分と「取引」することをやめなさい
ところが、ここでワナが登場します。
「大人としての常識」です。たいていの人は、こんなふうに考えます。
「さあ、思い切り食べたから、明日からダイエットしよう」
「遊びたいだけ遊んで、寝たいだけ寝たから、また仕事がんばらなきゃ」
これでは、自分の欲求を満たしていることにはなりません。
「○○したら、××する」という取引をしているだけです。
純粋にただ楽しんで、自分の欲を満たせばいいのです。
でも、それが選択できないということは、人間としての基礎力が弱っているということ。
これは、「私は自分の願いをかなえることができない」という、自分に対してのあきらめへとつながります。
どうせ実現できないからと、インスピレーションを受け取っても流してしまうことになるのです。
その背景にあるのは、「自分だけ幸せになってはいけない」「自分だけ気持ちよくなってはいけない」という思い。
先ほども登場した抵抗感や罪悪感です。
僕たちは、深いところで、これらの感情に足を引っ張られているのですね。
しかし、それでは自分を深いところから満たすことはできません。
STEP1の体の感覚を目覚めさせるためには、自分が本当はどうしたいのかに、とことん向い合う姿勢が必要です。
でも、いままでいつもがまんしていた人が、そのがまんをやめて自分に素直になるには勇気がいりますよね。
だから、焦らなくてもいいですよ。このしくみを理解して読み進めていけば、少しずつ自分を満たす方法が見えてくるはずですから。
すべての目的は「自分の快楽にある」
自分の欲や日常的な願いをかなえてあげることは、自分への信頼にもつながります。
「自分は自分の願いをかなえられるんだ。自分を大切にできるんだ」と思うと、自分自身を信用できますよね。
すると、さらに自分の感覚を大切にするので、自然に敏感になって、インスピレーションもどんどんやってきます。
三大欲求や、自分の快楽へ素直になる生き方は、僕たちがシンクロ・フィールドとつながることを邪魔するものを、どんどん取り払っていきます。
そして、幸せへの感度を高めていきます。
このことについて、僕には勉強になった体験があります。いまの活動を始めたころ、僕はインスピレーションに従って動きまくり、無茶な生活を続けていました。
年間210回にも及ぶセミナーをやりながら、寝る間を惜しんでブログでも発信を続け、とうとう体を壊してしまったのです(つくづく極端な人間ですね。笑)。
この仕事は、僕の分身のようなものでした。
ずっと愛情を込めて育て、人も、お金も、評判も集まるようになり、日々喜びを感じていました。
だから、そこに集中して自分のすべてを注げばいいと思っていたのです。
でもそれは過信でしたし、おごりでした。
「僕個人の幸せ」については、ほとんど見落としていたのです。大切な体をないがしろにして、「他者に喜びを提供したい」という自分の思いだけに集中していたのです。
本来、僕がピントを合わせる必要があったのは「自分の快楽」でした。
僕の幸せ、僕の豊かさ、僕の居心地のよさでした。
仕事であったとしても、人のための活動であったとしても、僕たちが追求するべき本当の目的は、自分の幸せ、自分の喜び、自分の豊かさのためであるはずだからです。
あなたも、自分自身の望みを誠実に見てみてください。
すべての目的は、「自分の快楽」にあることがわかるはずです。
ライフスタイルも、人間関係も日々の活動も、遊びも食事も、自分が気持ちいいと感じられるように、日々何かを積み重ねていることが見えてくるはずです。
だから、「自分が快楽を感じること」に愛情をかけることが、そのまま欲しいものが手に入るシンプルな方法なんです。
もしあなたが自分を最優先しようと決めたのなら、まず心ゆくまで休んでください。
たぶん、忙しい僕たちに一番足りていないのは休息です。
「認めてもらわなきゃ」「実績を作らなきゃ」「特別にならなきゃ」という焦りは手放しましょう。
昔の僕も、そのモードでずっと生きてきました。
でも、「特別な自分」になろうとしているときは、たいてい自分自身を満たせていないときなのです。
すごく疲れていて、がんばりすぎていて、心が干からびかけているから、誰かに認めてもらって、自分を潤そうとしているのです。
必死になって人に認めてもらおうと遠回りをしなくても、大好きな物を食べて、愛する人とセックスして、心地いい布団でぐっすり眠れば、それでもう十分すぎるほど満たされます。
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