私たちは、"憧れの存在" を追っている間はその対象に
追いつくことはありません。
なぜならば、憧れているという時点でつねに何パーセントかは
『 自分には、ない。 』
という思い込みがあるからです。
自分にはないという思い込み、無意識の前提が
ますます『ない』を加速させていくのです。
"憧れの存在" の正体とは、『 未来のあなた 』であり
『 抑えているあなた 』を表現している存在のことです。
なぜならば、自分の中にないものに憧れを感じることは無いからです。
僕は、オリンピックの100mで金メダルを取った選手を
『すごいな〜』と思ったことはあっても憧れたことはありません。
きっと、僕のなかにその要素はないんですね。
さらにもうひとつ掘り下げていくと、"憧れの存在" とは
まだこの世界に表現できていない(と思い込んでいる)
自分のなにかを表現している存在であるということです。
だから、"憧れの存在" を見た時に、あなたのなかの
何に響いているのかを観察してみるということです。
私たちは、"憧れの存在" を通して自分自身を見ているのです。
"憧れの存在" に触れたとき
つぎのような視点で見ることをお薦めします。
『 仮に、"すでに" あの人のそれがあったとするならば、
"すでに" もっているのであれば
私はどのように表現しているのだろう? 』
すでに持っているという前提で、あなたを見てみるのです。
そうすることで、あなたの中に眠るその部分を
表現する欠片が見つかってきます。
その欠片を少しずつ、集めていけばいくほど
あなたは、自分をどんどん表現するようになっていきます。
そうしているうちに、いつの間にか "憧れの存在" はあなたにとって
あまり気にならなくなってきます。
その頃にはあなた自身がそれを表現しているということです。
"憧れの存在" とは、あなたの内側のなにかを外側に投影した存在。
つまり、"憧れの存在" の正体とは
『未来のあなた』、あなた自身のことです。
(※旧ブログ記事より加筆修正)
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