シンクロニシティ・マネジメント 堀内恭隆 公式ブログ

インスピレーション力®で「望む未来」を「偶然」からデザインする

反発心や反抗心こそ、独自の魅力、他にはない唯一オリジナリティの種でしょ。それを使わないでどうするの!?

ある方に、こう言っていただきました。

『 堀内さんの強みのひとつに
 「どんな定説やお話も、否定することなく説得できる」
 というのがあると思いました。 』




あーなるほど。


何かを表現したり。記事を書くときには
何かへの否定やアンチテーゼをそれほど含まないですね。


これは、僕が何かに反発することはないとか
頭に来ないということではありません。



むしろ、反発心や反抗心、嫉妬は大切にしています。

ただ、その段階ではまで公に出さないということも多いです。



その段階では、まだ “オリジナティ” にまで
昇華されていないからです。


最初の『発想の卵』『アイディアの卵』のうちは
何かに対してのアンチテーゼや反発で
生まれるということもあるにはあるんです。



が、反発や敵意という自分の『反応』だけに
捉われると、その奥にあるクリエイティブの種を
見逃してしまうんです。


これは凄いもったいないことで、本当は奥の奥に
眠る自分の独自の価値観、理論、アイディアが
眠っていて、それを掘り下げていくと他にはない
自分独特のアイディアや理論に繋がっていくのです。



まず、何かに対して反発心を感じたり反抗心を感じる。

それは、大切なことです。


が、そのきっかけとなった “刺激” に意識が
持って行かれて、その対象への敵意・攻撃と
なった場合には、本当は奥の奥に眠る
『魂の声』を拾えなくなってしまうのです。


本当の宝は、外側にいる敵にあるのではなく
その外側の刺激に対して反応している内側にある
“内なる鼓動” なんです。


この “内なる鼓動” は、最初はなかなか言語化できません。

むしろ、見えているのは外側にいる(ように見える)敵の姿です。


内側の声を言語化していくと、最初のうちは例えばこんな声かもしれません。


『なにアイツ、なんだかムカつくんですけど。』
『今どき、こんな事言ってんの。古いねー。』
『偉そうだけど、本質分かってないよね。』
『なんで、この程度のヤツがチヤホヤされてんの。』


もっと掘り下げていくとこんな声になっていくかも知れません。


『私の方が凄いんですけど。』
『私の方が、分かってるんですけど。』
『私の方が、本質掴んでるんですけど。』
『私の方が、いまの時代を捉えてるんですけど。』
『私の方が、これからの時代に支持されていくんですけど。』


惜しい。もう一歩。


では、どう言うところが凄いのか?
なにを分かっているのか?
どんな本質を掴んでいるのか?
どんなところで時代を捉えているのか?


これが、アイディアの種、ビジネスの種、お金の種になるのです。




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アンチテーゼのうちは
その対象の枠組みを超える事はないのです。


あくまでも、相手の世界、相手の枠組みの中で
生まれている反発心です。


それはビジネスで言えば、他人がつくった
市場に乗っかっているだけで
可能性もお金もその市場の枠に制限されるのです。



それどころか、アンチテーゼって相手にとっては
美味しいだけで、その人や考え方に基づいた市場を拡大しているだけで
ムカついた相手がもっともっと儲かるだけですよ?


そこで終わったら悔しくないですか?



いやいや、それ以前にもっとはるかに大きいことがあるんです!

もしかしたら、その内なる種が世紀を揺るがすような
画期的なアイディアやイノベーションの発芽だったら、どうします?




で、僕もこれまで自己啓発も、スピリチュアルも、心理学も
脳科学も、セラピーも、ヒーリングも、占術も、コーチングも
マーケティングも、経済学も、栄養学も、歴史も、陰謀論も
ビジネスノウハウも、恋愛理論も、全部に対して反発心を感じました。



そして、絶対に反発心では止まる事はなかったのです。

もっともっと奥に眠る自分の『伝えたい何か』『アイディアの種』に
到達するまで掘り下げて掘り下げて掘り下げていきました。



それをすると、その掘り下げ対象すべてを飲み込んだ
より大きな枠組みにまで必ず到達します。


この時には、対象の枠組みから抜けた
外側からの視点を手に入れています。



その時点でそれは敵でもなんでもなく、自分の一部です。

なぜならば、自分の枠組みの内側に収まってしまうからです。


それは視野の大きさ、つまり世界観のサイズへと繋がっていきます。


こうして、かつては自分の “敵” だった存在は
どんどん僕の枠組みに組み込まれて
僕を語る素材のひとつ、“僕の一部” となっていきました。


そして、その大きな枠組みこそが
“自分独自の枠組み” であり、“独自の世界観” であり
“他にはない、唯一、オリジナル” になるのです。


後は、それを磨いていくだけです。


そして、新たに外側に “敵” が表れた時には
自分の枠組みや世界観を進化させるチャンスが来たということです。


つまり、それはまだ『自分の枠組み』では語れない
処理できない対象が現れたということです。


自分の世界の外、自分のまだ見ぬ可能性のきっかけが表れたということです。


作業としては同じ。

反発心や相手を叩き潰そうというところで終わらさない。


掘り下げて、掘り下げて、掘り下げて・・

『伝えたい何か』『アイディアの種』に到達するまで掘り下げる。


ちなみに、この記事も冒頭に言われたことへの反発心から生まれました(笑

『 強みとか、そんなちっさな枠組みじゃねえよ。
 そんな簡単にサラッとできてるんじゃなくて
 超絶半端ない時間と労力とエネルギーを注いで
 できるようになってるんだよ! 』

ってね。


ほら、反発心って使えるでしょ?




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『アネモネ9月号』に記事が掲載されています!

テーマは、ポジティブ自己愛です。