シンクロニシティ・マネジメント 堀内恭隆 公式ブログ

インスピレーション力®で「望む未来」を「偶然」からデザインする

「罪悪感」で縛る方、縛られる方、双方ともにクソである。

夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」の
第2章のテーマのひとつは「罪悪感」です。


インスピレーションをキャッチしてシンクロニシティの
波に乗る上では、避けては通れないからです。


なぜか?


それは、僕たちは罪悪感を感じるとき
自由に羽を伸ばせない感覚になるからです。


さらには、自分以外の何者かに

人生の主導権を委ねてしまうことがあるからです。


裏を返すと、他者の罪悪感を利用すれば
その人をコントロールをしやすくなるとも言えるのです。



ある宗教では「人は生まれながらに罪を背負っている」と
伝えています。


我々、人間の最初のカップルが罪を犯して
神から天国を追い出されたというストーリーです。


つまり、その主張によれば
我々人間の起源として「そもそも罪を負っている」ということです。


その子孫である「人類全て」が生まれる前からそうだというのです。


当然ながら、僕もあなたもです。

 

 

アダムとイブというバカがやらかしたせいで、いまも我々は神を怒らせてるんですってよー!!

 



その宗教では「放蕩息子のたとえ話」というものがあります。


父親の財産を喰い潰した息子が散々な目にあって
最後には「父親に赦しを請う」というストーリーです。


「寛大な父」は罪人である息子を赦してあげたそうです。





これらの物語の裏で透けて見えるものとは
「基準は、父なる神」です。


「自分」ではないということです。



自分の感覚や感性よりも、「神の判断」「神の価値観」の方が
上であるということです。



そしてそれらの物語を現代で伝えているのは
確実に「人間」です。


僕たちが直接見聞きできるのは、
「神本人」ではなく
「人間」が
話していたり、書いている言葉です。




「罪悪感」に関しては、別の形で幾らでも見ることができます。


例えば、私たちの先祖は、あの人たちの先祖を戦争によって傷つけた。

そのような罪を犯した。


だから、謝罪しないと!賠償しないと!


と言っている人がいました。


反対に、「いやいや、これこれこの理由で、すでに償っているから!」


と言っている人もいました。


どちらも「罪」を犯した先祖がいて、さらには持ち越した場合、子孫も含めて償わないといけないという前提で話を進めていました。


その人たちが「生まれる前」の話です。


いったい「誰」の話を真剣にしているの??

 

 

ある国に生まれたら、無条件でそれ、引き受けないといけないの?

 

 

自分がしてもいないこと、どうやって反省したり謝罪できるの?

 

 

仮に「ごめんなさい」を言ったとして、嘘だよね?




他にもこんなことを言っていた人がいました。


「我々の先祖は、大きな業(カルマ)を作った。
 その子孫である自分は、それを償わないといけない」


聞くと、何百年も前の話です。
本人、大真面目の本気です。



当事者は、何百年前の
オッサン、オバサンですよ。




なんで?



その人は「生きているだけで申し訳ない」と言っていました。



それ本気?


当事者同士が生きている間に
解決できないほどの
ややこしい問題の尻拭いをできるとでも思ってんの?


・・と不思議でなりませんでした。




何れにせよ「罪を背負っている私」がいて
それを「赦す側の存在」もいるということです。



これらのストーリーの終わりは決まっています。


“ 赦す側 ” という「圧倒的に有利な存在の基準」において
赦しがおきたときだけです。


それまでの間、“ 罪を犯した側 ” でできることとは
「償うこと」だけです。





そして、このように信じ込ませることができれば
搾取し続けることも可能です。


「あなたのルーツは罪を犯した存在であり
 それはいまも赦されていない」



これを信じてしまった側は、目に見えない実体のない
相手に対して、覚えがない「罪を償う」ために
お金も、時間も、エネルギーも渡し続けることすらあり得ます。



自分の人生の時間、エネルギー、存在を
そこに注ぐ意味がわかりません。



暇か?暇なのか?



では、どうすればそれを終了させることができるのか?


それは、「自分は最初から罪なんて犯していない」ということを
直視して、肚落ちさせるということです。


最初から罪なんて犯していないのであれば
どこかの誰かが言っている「神」の存在を
恐れる必要など1ミリもないということが分かるでしょう。


そして、このようなことを押し付けて来る人がいたとしましょう。


そのような人には、こう言いましょう。



「お前は、誰?」

「神かよ!!!」





それと、自分が犯したものでもない「罪」に
囚われている人を見るとこう感じます。



自分を生きない言い訳か?



初めから罪なんて犯してないし、赦されるために何かをする
必要など1ミクロンもないし、気にする必要もない。


最初から「自由」で、自分で人生をデザインできる。




主体的に自分の人生を生きることから
逃げている
言い訳に見えるということです。




そのうえで、「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」の
第2章の該当部分を全部ここで公開します。



====

僕たちは「罪」なんて、 最初から犯していない!


僕たちがいまこの瞬間の「好き・快」を選んでいくとき、必ず立ちはだかるものがあります。自分の中にある罪悪感やタブー、ルールです。そして、自己否定です。

たとえば、あなたの中には、こんなルールがありませんか?

「約束は守らなきゃいけない」「人に迷惑をかけてはいけない」「楽しんだ後は、がんばって仕事しなきゃいけない」「人を嫌いになってはいけない」

「あるある!」と答えたあなた。
そのルールが自分を肯定できない理由になっています。

その「〜しては(~しなければ)いけない」があればあるほど、自分を否定し、許せないと感じ、愛せなくなってしまうのです。自分を愛せないのは、とても苦しいですよね。

それにこれは、インスピレーションを受け取るには、まったく邪魔な思い込みです。

自分を好きでない状態、愛していない状態から抜けるためには、「〜しては(~し なければ)いけない」という枠を外し、その影響を少なくしましょう。


僕たちは、生まれ育った環境でのルールや価値観に反する行いをしようとすると、後ろめたさを感じます。

本当は、ただ自分の生きたいように生きていこうとしているだけなのに、「してはいけないこと」「思ってはいけないこと」をしているような気分になるのです。

でも、罪悪感とは「本当にしたいこと」を教えてくれるサインでもあるのです。
なぜなら、自分独自の人生を生きようとすればするほど、それまでの常識や文化からすると「あり得ない」こともすることになるからです。


ところで、なぜ罪悪感という発想が生まれてしまうのでしょう。

僕は、その根本に「原罪」や「業(カルマ)」の意識があると思っています。

これらは、「人は生まれながらにして罪を負っている」「前世の罪を背負って生まれた」という考え方です。
世界の神話や宗教に随所に見られるため、人類の集合意識がもっているのかと感じるほどです。


でも僕に言わせれば、原罪も業(カルマ)も、笑い飛ばすしかないくらい、どうでもいいものです。

過去を生きるのでなく、魂が体験したい「いま」を生きればよいのです。

だって、そもそも「罪」なんて、最初から犯していないんだから!


そもそも、誰かに自分を許してもらう必要なんて、ありません。

たとえ「神」や「世間」が「罪深い」あなたを許してくれなくても、いっこうにかまいません。だって、「神」も「世間」も、「自分」だからです。



罪悪感もタブーもルールも、自作自演!?


え!?論理が飛躍しているように見えますか?

55ページの図を思い出してください。僕たちは、シンクロ・フィールドというひとつの意識を共有しています。


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いままでお話ししてきたように、シンクロ・フィールドは、他のすべての人たちともつながっているだけでなく、人類全体、宇宙全体、過去未来、すべての情報がはいっています。

ここには、「神」「精霊」「創造主」などと呼ばれる神聖な存在も含まれています。
それは「私」という存在が、神聖な存在とつながっていることを表しています。


先人たちは、シンクロ・フィールドに存在する神聖な部分を、ある人たちは、たとえば「神」という言葉で表してきました。

つまり、「神」として敬ってきた存在は、「僕たち自身」に他ならないということです。

さらにいうと、この宇宙には、自分自身しか存在していないといえるのです。


この事実を言い換えれば、たとえば仮に“罪”があったとして、それを許す側も、許される側も「自分自身」ということになります。

だから、「誰か」に対して罪を許してもらおうとするのは、自分に自分を許してくださいといっていることと同じになってしまいます。

これって、おかしい話ですよね。

そう考えると、僕たちの中にあると思い込んでいた罪悪感も、タブーも、ルールも、まったくの「自作自演」です。なんだか、笑い話に思えてきませんか?


僕たちは、「罪深い自分」や「前世の業」に対して罪の意識をもっているのではありません。

じつは、「すべてであり、ひとつでもある自分から、自分を切り離していること」に対して原罪意識や業(カルマ)の意識をもち、「償わなくてはいけない」という感覚を覚えているのです。

でも実際のところ、自分から自分を切り離せるわけもなく、自分が自分を見捨てるなんて不可能な話なのです。

これが理解ができると、〝罪〟の意識をもつのも、世間や一般的なモラルを気にして、自分のやりたいことを抑えるのも、バカバカしく思えてきますよね。



「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」より

 

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7月8日(土)「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」
「体編」:実践解説&質問


シンクロニシティ・マネジメントのなかでも一番土台となる「体の感覚を目覚めさせて、自分とつながる」ためのポイントを解説していきます。参加者の方と対話で進めていくので、この内容が何倍も落とし込まれるようになりますよ。



8月12日(土)「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」
「心編」:実践解説&質問


シンクロニシティ・マネジメントのSTEP1で自分と繋がってから、さらに「心の感覚を目覚めさせて、周りとつながる」ためのポイントを解説していきます。人間関係やお金に関して、どんどんシンクロを呼び込んでいくポイントを理解できますよ!



9月16日(土)「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」
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